むし歯にならない丈夫な歯、歯周病にならない健康な歯肉、
良い歯並びは正しい努力をすれば手に入ります。
お口の病気にならないために、自分にあった予防法を見つけましょう!
皆さんは、「予防歯科(よぼうしか)」という言葉でどんなことを思い浮かべるでしょうか?
少しこの話にお付き合いください。当院が一番大切にしていることです。
WHO憲章では「健康」を次のように定義しています。「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病(しっぺい)又は病弱(びょうじゃく) の存在しないことではない」としています。歯科的に言えば、「むし歯(虫歯)や歯周病が無いということだけではなく、身体全身も心の状態も社会生活を送るために、良い状態に保たれています」ということではないでしょうか。
予防歯科に注目してください!!では、「健康」であり続けるためには、「むし歯(虫歯)や歯周病を予防する」ことが大切になるはずです。公衆衛生学(こうしゅうえいせいがく)という学問においては、「予防」を次の3つの段階に分けています。
○一次予防
「生活習慣や生活環境の改善、健康教育などによって健康増進(けんこうぞうしん)を図り、病気の発生を防ぐこと」です。
わたしたちの実践する「予防歯科」では「お口のトラブルは身体の不調のサインである」と考えています。むし歯(虫歯)や歯周病などを普段の食生活や生活習慣の問題から原因やリスクを排除して、未然にお口のトラブルを防ごうとしているのです。そしてそれは、あなたの姿勢や歩き方にも観察が及ぶのです。
そのために、当院のスタッフ5名は日本咀嚼学会(そしゃくがっかい)の健康咀嚼指導士(そしゃくけんこうしどうし)になったのです。そして、3か月に一度ほどの歯科健診と、お口のクリーニングもおすすめしている理由です。「~にならない」ことが一番だとは思いませんか?
★日本咀嚼学会(そしゃくがっかい)とは? 咀嚼システムと全身機能との関連を明らかにし、長寿社会における保健、医療、福祉に貢献することを目的とした学会です。
★日本咀嚼学会(そしゃくがっかい)の健康咀嚼指導士(けんこうそしゃくしどうし)とは? 噛んで食べる咀嚼は、何気ない行為のようですが、実は生きていくための基本動作です。しかも、よく咀嚼することは、むし歯や歯周病、肥満、骨粗鬆症の予防、また唾液の分泌促進による抗原や活性酸素の消去、食物の発癌性の抑制、抗菌作用、脳の活性化やリラックス効果など、健康増進やQOLの向上に多くの効果があります。健康咀嚼指導士とは、このような咀嚼の意義を正しく理解し、その知識を一般の人々にわかりやすく説明できる人材、また咀嚼に関する質問や相談を受けた時には、対処法や必要に応じて、より適切な相談先を教えることのできる人材です。
〇二次予防
「病気や障害の重症化を予防すること」です。
つまり、むし歯(虫歯)歯や歯周病が起きているけれど自分では自覚出来ていない段階で、定期的な歯科検診などにより早期発見、早期に保健指導などの対策、早期治療を行うことで、重症化を予防することです。 誰だって、自分が気づく前に処置出来れば来院回数も、経済的な問題も少なくて済むのです。
そのために、当院ではPOIC(ポイック)ウォーター(特殊な次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)であり、私たちの身体が自ら作り出している殺菌力のある水と同じものです。だから飲んでも無害の特殊な水です)によるうがいも、プラズマレーザー(日本でも数えるほどの医院しか導入していない特殊なレーザーです)による治療も現在は保険治療の適用範囲ではないのですが、最善の選択肢として私達はご用意しています。これで身体に一番優しく、一番重症化を防げる最善の治療が出来るのです。
〇三次予防
「すでに発病している病気を管理し、社会復帰できる機能を回復させること」です。
むし歯(虫歯)や歯周病を管理して、治療を行い再び普段の生活に支障がないように戻すこと。加えて、保健指導をして再発防止を一緒に実行していくことが大切なのです。それが最後の「予防」です。そのために必要となるのが「お口の健康をとおして、心身ともに健康を維持・向上させる!」という、当院のポリシーです。様々な最先端の処置で治療を行ったあと、先ほど説明したPOIC(ポイック)ウォーターでのうがいを続けることで、再発を防ぎ、良くなった状態を維持し続けられるのです。
「歯を通して人を診る、お口を通して命を守る」それがわたしたち "よしだ歯科医院" の理念であり、「患者様が健康で、より生き生きとした生活を送れるようお手伝いができる歯科医院でありたい」という思いです。どうかあなたの「3つの予防」を当院でやらせてください。
何故そこまでこだわるのか。それは、それが身体に一番優しい治療であり、最高の予防医療が「予防歯科」だと言えると考えているからです。
"歯科"だけではなく、"医科"だけでもない「予防」。それが"よしだ歯科医院"の提案する「予防歯科」です。あなたの笑顔を見るために、わたしたちは常に研鑽を続けています。
虫歯→むし歯
同じ意味ではありますが、「虫」という漢字を使うと、子供たちが、虫が歯を食べることでむし歯ができると誤解を招く恐れがあること、虫が害(わざわいや傷つける、そこなうという意味)であるというように考えてしまうことを避けるために、「虫」ではなくて「むし歯」という字を使いたいと思います。